少女コミック「溺れるナイフ」がこの2016年秋、ついに実写映画化!
田舎町を舞台にしたラブストーリーが青春すぎる!

出典:映画『溺れるナイフ』公式サイト
漫画家・ジョージ朝倉氏の傑作少女コミック「溺れるナイフ」が、この2016年秋に実写映画化されることが決まりました。
こちらの作品は別冊フレンド(講談社)にて連載されていた少女漫画で、多くの読者に影響を与えた感動作品となっています。

気になるキャストは現在活躍する旬な若手俳優によって実写化されるということで、とりあえず予告編を見てみたんですが、これがなかなか良さそうな気配。

主人公の夏芽役には小松菜奈さん、コウ役には菅田将暉さんと豪華な顔ぶれとなっています。

あらすじ
東京で雑誌モデルをしていた少女・望月 夏芽(もちづき なつめ)は、家庭の都合で父親の故郷である田舎町・浮雲町に引っ越すことに。
その慣れない田舎の生活は自分が求めていたものと大きくかけ離れていて、毎日退屈な日々を過ごしていたが、ある日、地元一帯を取り仕切る神主一族の跡取り息子のコウと出会い、次第に彼の持つ不思議な魅力に惹かれていく。
そしてコウもまた、その田舎町には似合わない夏芽の美しさに心動かされ、惹かれていくのだが・・・。
▼その青春すぎる映画「溺れるナイフ」の予告編をご覧ください!
出典:ギャガ公式チャンネル 『溺れるナイフ』本予告
スポンサーリンク

いかがでしたか?
いや~、これはちょっと青春すぎますね!!
描かれているのは、たたただまっすぐでひたむきな若者たちの青春ラブストーリー。
このがむしゃらな感じ、、嫌いじゃないです。

ところで、本作品の主人公の夏芽とコウが初めて出会ったのは小学6年生の頃なんですが、その後、単行本全17巻で中学生時代、高校生時代と成長していく2人の姿が描かれていくという構成になっています。
「溺れるナイフ」の累計発行部数は、2016年3月時点で170万部超ということからも、その人気の高さがうかがえますね。
スポンサーリンク
原作者・ジョージ朝倉氏について
ちなみに原作者のジョージ朝倉さんは、実は女性の方なんです!
#私は最初、男性の漫画家さんだと思ってたんですが(笑)
こちらのペンネームは、『科学忍者隊ガッチャマン』のコンドルのジョーの本名(ジョージ浅倉)からつけたそうで、その他の代表作では、第29回講談社漫画賞少女部門を受賞した『恋文日和』などがあります。

今回実写映画化される『溺れるナイフ』ですが、タイトルのナイフとは作者曰く、10代の自意識を意味しているそうです。
それは生々しいほどリアルな10代の感情、剥き出しの刃物のような強烈なエネルギーなど、青春の情景が多彩に描かれています。
そのころ 私はまだ15歳で
全てを知ることができる
全てを手に入れることができる
全てを彼に差し出し
共に笑い飛ばす権利が
自分にのみあるのだと思い込んでいた
わたしが欲しているのは、
体を貫くようなまばゆい閃光だけなのだ
気になる結末は?
最後にちょっとネタバレになりますが、、原作では一応、ハッピーエンドの結末を迎えた2人でしたが、今回の実写映画化では、もしかしたらオリジナルの展開になるかもしれませんね。というわけで、映画「溺れるナイフ」の劇場公開予定は、2016年11月5日となっています!
P.S.
映画の主題歌として使われている曲は、ドレスコーズの『コミック・ジェネレイション』です。

ドレスコーズは現在、志磨遼平さんのソロプロジェクトとなっていますが、映画にはカメラマンの広能晶吾(ひろのう しょうご)役で出演されています。
